レイヤペア

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Altium Designerにて、部品を作成する場合に部品外形などのシルク
は、「TopOverlay」のシルク用レイヤに配置します。

シルク用レイヤは「TopOverlay」と「BottomOverlay」があり、
部品をPCB上で配置面変更した際に、
自動的に「TopOverlay」⇔「BottomOverlay」が切り替わります。

このレイヤ間で切り替わる関係を「レイヤペア」といい
レイヤペアを設定することでメカニカルレイヤ間でも
切り替えることができます。

設定方法は、PCBエディタにて、デザイン>>レイヤと表示色から
ダイアログ左下にある、レイヤペアボタンをクリック。
メカニカルレイヤペアのダイアログの追加をクリック。
Layer1・2にペアにしたいレイヤを設定します。

例えば、Layer1に「Mechanical1」、Layer2に「Mechanical2」と
設定した場合、部品配置をTop面からBottom面に変更した場合
部品内の「Mechanical1」にあるオブジェクトが「Mechanical2」へと
切り替わり、文字は反転されます。