昨今の中国から東南アジアへの製造シフトの流れを受け、弊社でも今年1月にタイに法人を設立し、中国以外の基板の調達も始めております。
東日本大震災以降BCPという言葉が一般的になり、また第一次トランプ政権時の貿易戦争や新型コロナウイルスの流行によるグローバル調達の在り方の再検討により、ここ数年PCB業界でも東南アジアへの移行が一層加速しております。
どの業界においても言えることですが、業界が成熟していく上では範囲の経済性が享受できる環境に進出が集中する傾向にあります。東南アジア圏内においてタイは、現在産業の中心にある中国との関係も良好で陸続きでもあり、また諸国の中では各種インフラ整備が比較的進んでいる上、既に複数の外資工場が安定稼働をしているなど業界のシフトに合った環境が整備されています。ここ数年で中国系資本を中心にかなり多くの企業が新工場を建設しており、材料供給・人材調達等の側面でも安定したプロセスが整備され、既に範囲の経済が享受できるフェーズに入っていると考えております。
弊社としても、今後東南アジアにおけるPCB産業の中心はタイになっていく可能性が高いと考え、タイに改めて法人を設立する判断となりました。本来商社に類する卸売り産業はタイ国の法律では外資規制産業でありますが弊社の場合にはBOIにおけるIPO制度を利用して100%弊社資本の企業として法人設立・運営しております。
タイでは外資産業による商社運営が厳しく、場合によってはタイ資本の一部出資による非外資法人も検討しましたが、事業を長期にわたって安定してコントロールする観点からはすべて自己資本である方が望ましいと判断し、BOI制度の採用を選択しました。
既にタイでも試作・量産の業務を開始しております。お客様のご状況に合わせ、最適なPCB調達をサポートいたしますので海外での基板調達をご検討の際にはぜひ弊社にご連絡下さい。