今や自動車の年間販売台数は数年前にアメリカを越してNo.1の中国ですが、
我々が住んでいる深センも年々増加していることを実感しています。
さすがに市もこれではまずいと思い、午後7時以降は深セン以外のナンバープレートの車は、走ることが規制され、隣の東莞市、恵州市、広州市などから深センに来ている車は
皆午後7時前に深センから出て行きます。
ただ仕事で来ている人達(特にトラックなどの輸送車)からしたらたまったものではなく、
深センの羅湖区や福田区では夕方5時頃から渋滞し始める為、
その前に仕事を切り上げて脱出しなければいけないので、時間調整がとっても大変です。
通行制限と同時に小型乗用車の購入規制も市は打ち出しており(
年間10万台、状況に応じて変えていく)、そこで注目されるのは公共の乗り物です。
路線バスもありますが、エコの観点から見ると地下鉄が重要な位置づけになってきます。
深センには現在5路線ありますが、数年以内にあと5路線が追加されるそうです。
1回限りのチケットもありますが、日本のSuicaやPASMOと同じようなICカードがあり、
路線バスなどにも使えるので便利です。
初乗り運賃は2元(約40円/ICカードでは1.9元)で、深センの昨今の物価高騰のなか、
非常に割安感があります。
路線の延伸も計画しているようで、郊外から深センの中心街へ通う人は増えていくことが
予想されます。
そうすると、今度は地下鉄が、ラッシュ時、
東京と同じように身動きも取れないぎゅうぎゅう詰めの状態になってしまう!?
大都会はどこでも皆同じですね。