本日もAllyのブログをご覧していただきまして誠に有り難うございます。
本日の話題はPCB製造工場の壁の安全性についてです。
皆様も御存じたと思いますが中国のPCB製造工場と言えば広東省に一番多く存在します。
広東省の地理位置は気温が高い地方ともあり、建物の壁は東北の地方に比べて、
薄くなっております。
それにより安全性も低くなっています。
7Sを宣伝する現代、中国製造企業も作業員の安全性について重視するようになりました。
最近広東省龍崗区にあるXX PCB工場は作業者の安全性を考慮して、
壁を全部耐燃性岩棉彩钢板に改造をしました。
中国南方の大部分企業の壁は可燃性の泡沫彩钢板になっています。
地方監督部署の試験によると泡沫彩钢板は燃えやすく、燃焼時には有毒物質も
放射するケースがあります。
同じの条件で泡沫彩钢板と岩棉彩钢板に火をつけた場合、岩棉彩钢板は燃えなかったとの
結果でした。
耐燃性の彩钢板に改造するのも大金が必要です。
龍崗区にあるXX PCB工場は2.8万㎡面積を改造するのに約1600万RMB(266万 USD)を
投資しました。
2016年も継続地方監督部署からの監督を実施しますが、
条件に合わない企業に対してはすぐ指導が入るという話もあります。