日に日に涼しくなり、体調もくずしやすくなりがちです。
(すでに調子を悪くしましたが・・・)
設計の三浦と申します。
当社使用のCADではフォント形状を変更する事ができます。
一般CADではすでにインストールいる設定されたフォントを
使用することしかできませんが、形状変更が可能です。
海外にて基板を製造しますと文字の鋭角部分にてエッチング
不良をおこしてしまう事があり、フォントの形状を変更して、
基板不良の要因を削減させる対応をしています。
下記では文字フォントの変更作業を紹介いたします。
文字フォントのベースはCAD内にファイル名「****.Font」
アスキーファイルにて格納されています。
このファイルを開きますと「0~9」「A~Z」等の文字設定が
記述されています。
内容は縦横7マスのマトリクスによる座標情報となります。
下図は「0」の文字の座標情報を読み取り、マトリクスにて
表示したものになります。
このマトリクスを基にして文字形状を入力していきます。
座標入力のポイントとしては鋭角な形状を作らない事です。
例) A など
この鋭角な部分が基板不良をおこし易いそうです。
横軸の5、6が空きとなるのは隣合わせた文字との間隔として
設定される為にあるようです。
図にありますマトリスクは通常テキスト文字であり、漢字などの
2バイト全角文字とは異なりますのでご了承下さい。
次回は、文字変換の内容についてご紹介をいたします。
ではでは、失礼いたします。