タイトルにもあげた「事業は人なり」は松下幸之助さんの言葉です。技術革新がソフトの面でもハードの面でも進み、IoTやAIといった言葉の中で人が仕事の中で果たすべき役割も見直されつつあります。そうはいっても事業は人にあり。企業の事業は人が人のためにあるという本質に変わりはないでしょう。このような時代だからこそ、「人」を大事にする会社でありたいと思います。
こういった背景の中で弊社も人材育成制度の一環として、深圳スタッフの日本研修制度を開始することとしました。日中双方に拠点を置く弊社として、中国で品質をコントロールするメンバーに日本のマーケットをより深く学んでもらいます。そして研修の経験をベースにお客様により安心し喜んで利用頂けるサービス・製品をご提供することが目的です。日中双方に人材リソースを持っている弊社としても国境を越えたシナジー効果をもってお客様に還元することができれば本意です。蛇足ですが、シナジーと範囲の経済性という言葉は似た意味で利用される言葉ですね。この辺の話は結構面白いので今度ブログのテーマにしたいと思います。
研修といっても、ただ来てもらうだけではもったいないですから、事前に会社と研修生の間で目標を設定し、研修の目的が達成されているかを確認しながら目標をもって帰国してもらうようにプログラムを作っています。
<事前確認シート>
研修前の会社の期待と本人の意識を合わせるために利用します。
<研修週報>
日々の研修の内容と学んだことを、自身の目標からブレイクダウンして考える。
また、折角の機会なので週1回をベースにビジネスのコンセプチュアルなスキルを向上できるようにディスカッションをしています。
<ディスカッションに利用しているシート>
今年の10月中旬から来ている研修生のご紹介です。彼の名前は曽さんといいます。現在25歳、温厚な人柄でありつつ強い目的意識を持った弊社の宝の一人です。お客様へのご挨拶など一緒にお伺いすることもあるかと思いますので、その時は是非よろしくお願いいたします。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。