【マルチブランド戦略】国産ブランドを守るための中国基板の使い方

 

先日、カメラモジュールを作られている企業様とお話しする機会がありました。

 

 

 

カメラ市場はAIやビックデータの後押しを受け、業界は成長傾向ですが、

 

そこには新規参入がつきもので、特に海外メーカーの参入で価格競争が激化しているとのこと。

 

 

 

その企業様は、純日本製の製品を強みに商品展開されていらっしゃり、海外メーカーの

 

価格攻勢に苦労されているご様子でした。

 

 

 

そのような企業様をサポートすべく当社がご提案したいのは、「マルチブランド戦略」です。

 

マーケティングの神様とも称されるコトラーが提唱した4つのブランド戦略の一つです。

 

 

 

コトラーは企業のブランディング戦略を以下の4つに大別しています。

 

・既存製品 × 既存顧客 ⇒ ライン拡張

 

・既存製品 × 新規顧客 ⇒ マルチブランド

 

・既存製品 × 新規顧客 ⇒ ブランド拡張

 

・新規製品 × 新規顧客 ⇒ 新ブランド

 

 

 

【コトラーのブランド戦略】

 

当社が今回マルチブランドをご提案するのは、開発投資を最小化しながら新規ブランドを

 

立ち上げることが可能だからです。

 

 

 

例えば、Made in Japanブランドで勝負をしていても、低価格な外国製品にユーザーが

 

流れていくのを見過ごすのはもったいない気がします。とはいえ、自社のブランド力を

 

崩してまで海外メーカーの低価格戦略に乗るのにも勇気が必要です。

 

 

 

そんな時に必要な考え方がこのマルチブランド。既存製品の開発ノウハウを活かしつつ、

 

安い海外の部品や基板を利用ことで今の生徒は全く異なる新しいブランドラインを構築してしまうのです。

 

今までのブランドはチープなイメージにさらされる心配はありません。

 

そして新しいブランドは海外メーカー製品と思い切って勝負ができます。

 

 

 

もちろん、追加投資0で打てる手ではありませんが、いわゆるレッドオーシャンと呼ばれる

 

過競争状態を生き抜くにはマルチブランド戦略は非常に有効な一手の一つです。

 

自社の強みは守りつつ、しかしながらどこかで勝負しなければわからないことは分かっている

 

といった場合、ご検討の価値ありです。

 

 

 

当社であれば、お客様の価格競争力を高めるご提案が可能です。

 

AllyJapanはお客様のマルチブランド構築を全力で応援いたします。